本会のホームページを訪ねていただきありがとうございます。
地域生活定着支援センター(以下、定着支援センター)の全国組織である全国地域生活定着支援センター協議会(以下、全定協)は、平成22(2010)年に、各都道府県の定着支援センターをつなぐ組織として立ち上がりました。
本会の初代会長である故田島良昭氏は、それより先に、長崎県の社会福祉法人南高愛隣会において、福祉と司法を連携させる「長崎モデル」を展開し,現在の「地域生活定着促進事業」の礎を築かれました。
私達は、その情熱と功績を学びながら、定着支援センターの対象となる人たちが、地域で安定して生活していけるよう、「司法と福祉の架け橋」としての使命を果たしてゆきたいと、日々、取り組んでいます。
現在、我が国の政策理念として「地域共生社会」が謳われ、縦割りの仕組みに横串を通す体制整備や事業が様々に進められています。その中にあって、被疑者等の段階から支援を行う、いわゆる「入口支援」も始まり、全国の定着支援センターは、関係機関、関係者との協働のプラットフォームづくりの一翼を担うべく孤立の無い社会を目指して取り組んでいます。
全定協では、こうした定着支援センターの様々な活動を促進できるように、国への要望活動、調査研究事業の実施などに取り組んでいます。あわせて、地域の皆さまや関係者の皆さまへのご協力と理解を深めていただくため、本ホームページや会報「ハシビロコウ」を通じて、普及啓発にも取り組んでいます。加えて、本会の活動を支援していただくための賛助会員の募集も行っています。
関心をもって訪問していただいた皆さまに、必要な情報が届けられる様に今後も努めてまいります。
引き続きのご理解とご協力を賜りますよう心からお願い申し上げます。
一般社団法人 全国地域生活定着支援センター協議会
代表理事 高原 伸幸